皆さんコンバンワ。
青年宣伝マンです。
新年明けましておめでとうございます!
旧年中は「
ロード・オブ・ウォー」に様々ご声援を頂き、本当にありがとうございました! 本作は2006年もまだまだ公開しております。まだご覧になられていない方々も、是非このお正月休みの機会に劇場へ足を運んでいただけると嬉しいです。何卒、宜しくお願いたします!!
□お近くの劇場検索はコチラ
□全国劇場(一部除く)にて使用可能なオンライン割引券はコチラ
ボクは今日さいたまスーパーアリーナに「
PRIDE 男祭り2005」を観に行ってきました。小川直也vs吉田秀彦です。
いや、「ロード・オブ・ウォー」には何の関係もないんですが、これがそーとー面白かったんですよぉ。
プロレスにしろプロ格闘技にしろ、プロのリングは試合の勝敗だけでなく、人と人との“表現”のせめぎ合いの場だと思うんですね。で、試合の勝敗はもちろん闘ってる選手間で決せられますが、“表現”のせめぎ合いに関するそれは観ている観客によって決められます。そこがこのジャンルを重層的かつ多面的な面白いモノにしている理由なんですよね。
小川は試合には負けましたが、“表現”としてはドえらい世界をリングから立ち昇らせました。勝った吉田を希薄にしてしまうほど、超然と会場全体を自分の世界で覆い尽くしましたからね。でもそれに同化する事を、あの会場の中でたった一人で拒否し続け、ギリギリで自分の存在を守り貫いた吉田の意地も良かった。
この一戦には「生き様を倒すのは、生き様」というキャッチコピーが冠せられてました。2人のそれがあまりにも対極であり相容れないものだったからです。でも結果はどちらの生き様もあまりにも頑固で確信に満ちていて、倒す事も倒される事もなかった。しかしそんな両者の思想や信念や哲学が過剰なまでに放射されまくった、すこぶる極上の人間力バトルでした。
年の瀬の最後の最後にイイものを見れました。皆さんもゼヒご覧になってください。少なくともボクにとっては、この正月休みにおける最大最高の脳のオカズになりそうです。
関係ない話を長々とスイマセン…。
ではでは、
集中連載:映画「ロード・オブ・ウォー」宣伝の“ウラ側”!(第四回)です。
※第一回~第三回を未読の方はひとまずそれをお読み頂けると幸いです(
第一回/
第二回/
第三回)。
邦題タイトルが「アメリカン・ビジネス」に仮決定したところで、ポスタービジュアルの最終的なブラッシュアップが始まりました。
ただ本連載の第三回時にご紹介したビジュアル(
コチラ)は雰囲気もあって良いのですが、ちょっと引きの画なのでニコラス・ケイジだと分かりづらいという点、そして足元に転がってる弾丸もそれだと分かりにくい(魚に見えるという声も)という点から、疑問視する意見が出てました。
ニコラス・ケイジだとハッキリ分かって、なおかつ戦場でビジネスをする武器商人の世界が分かりやすく表現できるビジュアルを――。
そう考えていたときに、ちょうど本作のイギリス版のポスタービジュアルが入ってきて、それがなかなかカッチョイイ良く(ちょっと分かりにくいですが
コチラ)、ならばと、それをアレンジしてのラフ案の制作に入りました。
それが以下です。
■通称「青空」バージョン:①
■通称「青空」バージョン:②
これにプラス、じつは第二回時にご紹介したビジュアルの一つ(
コチラ)もまだ生きていて、それもブラッシュアップしました。以下がそれです。
■通称「瓦礫」バージョン:①
■通称「瓦礫」バージョン:②
この「青空」と「瓦礫」両バージョンのラフ案をもって、あとは関係各社(各者)への最終確認~調整となったワケですが、ここからがいよいよタイヘンな事に…。それはまた次回にお送りいたします。
※私事で恐縮ですが1/1~1/4まで田舎のおじいちゃんに会いに行かせて頂く為、ブログの更新はお休みさせていただきます。次回は1/5に更新いたしますので宜しくお願いたします。押忍!